2022年04月01日

チャリティコンサート 「平和への祈り〜ウクライナや世界各国の難民への支援〜」

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4月13日(水)に、東京・青山にある公益財団法人ウェスレー財団における、ウクライナや世界各国の難民への支援のための「チャリティコンサート〜平和への祈り」に出演します。
コンサート前半では、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所と国連UNHCR協会からウクライナ難民の現状や世界各国で起きている人道危機についてのお話があります。後半はチェロのソロ演奏(約1時間)です。
集められた寄付金は、国連UNHCR協会に寄付され、UNHCRがウクライナをはじめとする世界各地で実施する難民援助活動に役立てられます。
当日のコンサートは収録され、後日期間限定で録画した動画が配信されます。
ウェスレー財団チャリティコンサートの詳細情報はこちらをご覧ください。

今この瞬間にも犠牲になっている人々を思うと、胸が張り裂けそうです。ニュースで焼け崩れた街や犠牲者たちの悲惨な映像を見ると胸が苦しくなります。小さな子どもから高齢の人、家や街を破壊されて、避難している人々のことを祈ります。
難民支援のために寄付を送るだけでなく、普遍的な音楽による祈りの必要を感じていましたので、このような貴重な機会を与えられて有難く思います。
ヒルデガルトの祈りの音楽で始めて、受難のコラール、J.S.バッハ、コダーイ、ウクライナの作曲家ミコラ・リセンコの作品、平安と自由を求める内容のハンガリーやウクライナなど民謡を演奏します。
みなさまとご一緒に平和を希求する時を持てますよう、心から願っております。


日時:2022年4月13日(水)17:00開演(16:30開場)
場所:ウェスレーセンター1F(101)東京都港区南青山6-10-11 アクセスはこちら  
定員:35名(会場のみ)
申込み方法:
@会場参加 4月13日(水)お申込みの方はこちら
A録画配信(4月20日〜30日)を希望される方はこちら
主催:公益財団法人ウェスレー財団
協力:国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所、国連UNHCR協会
💡チラシpdfはこちら

2022年04月09日

4月13日チャリティコンサート 「平和への祈り」プログラム

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前回の記事の通り、4月13日(水)に開催される、東京・青山にある公益財団法人ウェスレー財団における、ウクライナや世界各国の難民への支援のための「チャリティコンサート〜平和への祈り」
短い準備期間ですが、深く心にかけてプログラムを構成しました。同時に、チャリティコンサート の意味も考えました。支援金を送るだけならコンサートをする必要はない、どうして音楽をするのだろうか。
無惨に命が奪われ、あらゆるものが破壊され続け、終わりが見えず、人間性も失った・・・そんな時に音楽がなかったら生きていけないではないですか。ウクライナの地下壕で、破壊された街で演奏するチェリスト、ヴァイオリニストたちに共鳴して、同じ曲をプログラムに加えました。
心から信頼する人がいるのだろうか。孤立する独裁者には、母のように包んでくれる大きな愛が必要なのでは。
音楽で戦争をすぐに止めることができないけれど、音楽には平和と愛を人の心に生む力があると思います。普遍的な音楽には、よく生きようとする気持ち、いや少なくとも、生きる希望の小さな光を見つけることができると思います。
私が大切なら、他の人も大切で、それぞれ大切なものがあり、地球上にはそれがたくさん集まっている。どれも愛おしい。
命は一つしかない。
止めたらもう終わり。核を使ったらすべて終わり。
辛抱強く、続けていくことです。

今回のプログラムにウクライナ民謡だけでなく、私が個人的に親しみを抱いているハンガリーの音楽を加えたことについて。
今のハンガリーの政権はウクライナといい関係にあるとは言えませんが、避難してくる人々を助ける人々がいて、国際的な団体が拠点を置いて支援活動をしています。民謡の歌詞には、時の戦争や権力者から迫害されている人々の祈り、解放や自由を歌ったものがあります。体験や思いは民族や国を超えて共通のものだと思います。
最後の民謡の歌詞は次のような内容です。
「私は故郷を追われ、さまよい疲れ、見知らぬ国でとどまりました。
夜が迫まる森で祈りを捧げる。
神さま、どうか温かな夢と明日への希望、安らかな夜をお与えください」

以下、コンサートのプログラムです。

ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:おお魂の牧者よ
Hildegard von Bingen (1098-1179): O pastor animarum

バンドゥリスト、私の灰青色の鷲よ(タラス・シェフチェンコ詩、ウクライナ民謡/富田牧子編曲)
Banduryste, orle syzyi [Bandurist, my blue-grey eagle] (lyrics: Taras Shevchenko/Ukrainian Song, arr. by Makiko Tomita)


おお人よ 汝の大いなる罪を嘆け[受難節コラール]
O Mensch, bewein dein Sünde groß [Passion]

J. S. バッハ:無伴奏組曲第6番 ニ長調 BWV 1012 より サラバンド
J.S.Bach(1685-1750): Sarabande from Suite No.6 in D major BWV 1012

〈ウクライナ民謡〉
柳の板、私の小さな橋。いつ愛する人は通りすぎるの?
Verbovaya Doshchechka[The Willow Board]

月が明るく、星の降る夜。愛する人よ、一緒に森へ行こう
Nich yaka misyachna [What a moonlit night]

広きドニエプルの嵐(タラス・シェフチェンコ詩/富田牧子編曲)
Reve ta stohne Dnipr shyrokyi [The Mighty Dnieper] (lyrics: Taras Shevchenko/Ukrainian Song, arr. by Makiko Tomita)


ミコラ・リセンコ(富田牧子編曲):エレジー(哀歌)
Mykola Lysenko(1842-1912): Elegy (arr. by Makiko Tomita)

J. S. バッハ:無伴奏組曲第5番 ハ短調 BWV 1011 プレリュードより
J.S.Bach: Prélude from Suite No. 5 in C minor BWV 1011


コダーイ・ゾルターン:無伴奏チェロソナタ 作品8 第1楽章
Kodály Zoltán(1882-1967): Sonata for solo cello op.8 - 1st movement


バルトーク・ベーラ:ルーマニア民俗舞曲より 棒踊り
Bartók Béla(1881-1945): Romanian Folk Dances -1. Stick Dance

コロメイカ(ウクライナの踊り)
Kolomyika

バルトーク:ルテニアのコロメイカ
Bartók: Rutén kolomejka from 44 Duos


ヒルデガルト・フォン・ビンゲン:慈愛は万象に満ち溢れ
Hildegard von Bingen : Caritas abundat in omnia

コダーイ(富田牧子編曲):孔雀は飛んだ(ハンガリー民謡を基に)
Kodály: Fölszallott a páva (based on the Hungarian folk song, arr. by Makiko Tomita)


コダーイ(富田牧子編曲):夕べの歌(ハンガリー民謡を基に)
Kodály: Esti dal (based on the Hungarian folk song, arr. by Makiko Tomita)

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日時:2022年4月13日(水)17:00開演(16:30開場)演奏は18時頃から1時間。
場所:ウェスレーセンター1F(101)東京都港区南青山6-10-11 アクセスはこちら  
定員:35名(会場のみ)
申込み方法:
@会場参加 4月13日(水)お申込みの方はこちら
A録画配信(4月20日〜30日)を希望される方はこちら
主催:公益財団法人ウェスレー財団
協力:国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日事務所、国連UNHCR協会
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5月5日ソロコンサート@小布施

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4月なのに雪が残っていて、新しい季節が始まった気がしなかったのですが、それでもやっと雪解け。芽吹き、花が咲き始めました。
5月5日(木祝)に小布施で初めて、おぶせミュージアム・中島千波館にてコンサートをすることになりました。小布施は散歩サイズで、山が見え、自然が残り、美術館や、面白そうな個人の店があり、落ち着いた街です。きっと多様な人が住んでいるのでしょう。

たくさんの作品に囲まれて、音楽の世界に入り込む、時空を超えた体験になればと楽しみにしております。
17世紀のイタリアバロックとJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲第2番をバロックチェロで、コダーイの無伴奏チェロソナタを現代のスタイルのチェロでお届けします。コダーイをプレーンガット弦で弾き続け、弾くたびに、少しずつ右手左手の感覚に気づきあり。いったいどれだけ長い年月、同じ曲と向かい合っているんだろう・・・。

いい音楽のためなら何処へでも、けれど、なかなか厳しい中。
感染症拡大は治りませんが、今年の連休の人出はどうなることか。地方では、人が集まる場を恐れる人が多く、お誘いしづらい雰囲気があります。お客様が少なくても、中止するより開催した方がいい、活動を止めるわけにはいきません。
コンサートや音楽の内容、音に表す意味を大切にしたい私。それを伝えるのは難しいけれど、長野(どこでも)で数少ない信頼おける友人知人が理解してくださり、助けてくださる方あり、ご支援くださる方あり・・・(涙)
同じ敷地内のギャラリーでは、飯綱在住の陶芸家、朝比奈克文氏とご兄妹夫妻の3人展も開催予定です。ゆっくりした時間を味わえると思います。お近くの方、小布施がお好きな方、絵画や陶芸に興味のおありの方、ぜひお立ち寄りください。
今回も感染拡大予防対策のため、人数を制限しております。事前に前席の有無をお電話でご確認の上ご来場頂きますようお願い申し上げます。
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2022年5月5日(木祝)
無伴奏チェロコンサート”ガット弦の魅力”
〜バロックと現代のスタイルのチェロで〜

【時間】17:00開演
【場所】おぶせミュージアム・中島千波館
【料金】要予約 一般前売3500円(当日4000円)
小中学生 500円/高校生 1,000円[入館料500円含む]
チケットを郵送いたします。ご予約の際に宛先をお知らせください残席10となりました。(5月3日現在)
【主催】名曲ポケット
【共催/チケット取扱い】おぶせミュージアム中島千波館
☎ (026) 247− 6111
長野県上高井郡小布施町小布施595
【制作/ご予約/お問合せ】MA企画(コンサート前日と当日はお電話にてお問い合わせください)
kikaku_ma☆yahoo.co.jp
(恐れ入りますが☆を@にタイプし直してください)
💡チラシpdfはこちら

2022年04月18日

終わりははじまり、いのちの源泉

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京都の美術家、木坂宏次朗氏の個展が4月24日(日)まで大津市のギャラリー2kw galleryで開催中です。ギャラリーのサイトはこちら
木坂氏が制作の源泉にしているT.S.エリオットの詩。エリオットの『四つの四重奏』の世界観から、闇と光、そして、終わりは出発の地である静止点、という同じテーマに視点を置いて制作し続けていることに敬意を表します。エリオットの詩の朗読と音楽による小さな試みのお誘いを受けました。23日に行われる予定。

4つの季節。万物を造る土、水、空気、火の四大元素。
有機的な命あるものは螺旋を描いて時間の中で動き、新しく生まれ変わっていく。それは音楽。終わりの点が初まる時に見えている。
「現実的欲望からの内的な自由、行為と苦悩からの解放、
内的な、そしてまた外的な強制からの解放、
しかも、まわりは、感覚の恩寵に、静止かつ動く白い光輝に、囲まれている」(T.S.エリオット"Four Quartets-Burnt Norton")
この文そのものを感じるヒルデガルト・フォン・ビンゲンの音楽、
「めでたしマリア、いのちの泉」。
裏切られ、軽蔑され、十字架に架けられ死ぬ運命の、その命を産んだ方。

受難週でも復活祭の礼拝でも、今の戦争に全く触れない説教の場にいて、復活とは、その喜びとは一体なんなのだ、と悲しく、晴れない情けない気持ちでいっぱいだった。ヘラクレイトスの断片「ロゴスこそ遍きものであるというのに、多くの人々は、自分独自の思慮を備えているつもりになって生きている」という言葉に・・・反省。
「はじめに言(ロゴス)があった。言は神とともにあった。・・・万物は言によって成った」
世界の終わりは世界のはじまり。古いものと新しいものが入れ替わり、人の心の中で悪が善に、より善いものに生まれ変わりますように。闇が光に気づくことができますように。
1日でも、1分でも1秒でも早く平和が訪れますように。

2022年04月29日

チャリティコンサートの動画視聴期間及び申込期間の延長

4/13に開催したウェスレー財団主催のウクライナ難民支援のためのチャリティコンサート「平和への祈り」、動画視聴期間及び申込期間が延長になりました!お申込は5月27日17時まで(日本時間)。視聴期間は、1カ月延長し、5月31日までの限定配信です。
まだ戦争が終わらず、犠牲も破壊も止まらず、人々の生活や街、地球はこの先どうなってしまうのだろう・・・。
ご覧くださって、お知り合いにお声がけいただけましたら幸いです。

曲名やプログラム内容についてはこちらの記事をご覧ください。
ウェスレー財団チャリティコンサートの詳細情報はこちらをご覧ください。
コンサート前半では、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐日代表 カレン・ファルカス氏と国連UNHCR協会の事務局長川合雅幸氏から、ウクライナ難民の現状や世界各国で起きている人道危機についてのお話があります。後半はチェロのソロ演奏(約1時間)です。
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