2015年10月05日

羊と馬


ガット弦と馬の尻尾の組み合わせは、コダーイにはぴったりだと思う。
無伴奏ソナタを練習するときに、スチール弦よりずっと気をつけなければならないのは、弓と弦のコンタクト。左手の難しさばかり気にかけていてもちっとも音にならない。おかげで、今回は左手の指と関係する筋肉が驚くほど痛まない。
羊の腸で弦を作る・・・大昔から人間は豚や牛や羊を食べてきた。頂いた肉以外の部分で楽器を作った。残酷とも野蛮とも言えるかもしれないが、良い悪いと簡単に片付けられないし、矛盾なのだと開き直ることもできない。
音を出したときに、羊や馬が野原を歩き回ったり駆け回ったりしていた記憶が蘇るといいな、と期待している。
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