2016年01月21日

サンドイッチの音楽

プログラム
G.B.ヴィターリ:カプリッチョ *
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 プレリュード、アルマンド
G.クルターク:ジョン・ケージのためのオマージュ〜ためらいがちな言葉、ピリンスキー・ヤーノシュ”ジェラール・ド・ネルヴァル”、信仰・・・(『ペーテル・ボルネミサの格言』より)
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 クーラント
近藤浩平:源流への旅
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 サラバンド
G.クルターク:民謡風に
B.バルトーク:ブルガリアのリズム(『ミクロコスモス』より)*
ブルガリア(トラキア地方)の踊り *
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 メヌエット
G.リゲティ:無伴奏チェロソナタ
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 ジーグ

[* チェロ&パーカッション]

バッハの組曲に現代の音楽を挟むプログラムは、全体でひとつの作品です。弾きこんで、形になってみると、演劇かダンスか、一種のパフォーマンスでもあるように感じます。特にガット弦で弾くということは一瞬一瞬の動きに新鮮さがあります。無窮動的なリゲティを弾くのは、ダンスです。身体が温まって、メンタルも適当に高まって、全体的にバランスが取れ、いい緊張感を保てる状態になっていることがとても大事です。どれが遅れてもうまくいきません。
音楽に甘えていられないですね。
なので、この公演は1回で終わるのではなく、3回くらい続けてもいいような気がします(笑)。
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