2016年02月12日

耳の不調について

耳の詰まりや聴こえ辛さについて。
低音感音性難聴。ある一定の音域の聴力が弱まる状態、音楽家には多いようです。
以下、科学的根拠には基づいておりませんので、どうぞご了承ください。

難聴や耳鳴りはわからないことが多く、原因は確かではないですが、私の経験からこう考えています。精神状態の乱れ、自分を追い込み責める過度なストレスがあり、心が頑なになることに伴う身体の冷え、こわばり、そこから腰、背中、首の血流が悪くなります。そして、首から上に過剰な水分が溜まる。
学生の頃から耳鳴りは気になっていました。本人しかわからない音ですし、聴覚の検査をしても演奏家は「普通」より聴こえてしまうらしく数値は問題ないし、お医者さんに行っても解決しないんですよね。一時的に増えてしまった「シャー」「キーン」は、首を回していると治まったりします。
低音の一部分が聴こえにくくなったときは、ちょうど仕事でスメタナの「わが祖国」をやっていて、自分が出すピアニッシモの低音が聴こえず、「ああ、私もスメタナのようになってしまうのか」と思ったものです。身体をほぐそうが、耳の周辺をマッサージ(ツボ押し)しようが、足もみしようが、治りませんでした。漢方も処方してもらいましたが、合わなかったようで効き目なしでした。幸い、医者の生徒さんがいましたので、相談したところ「すぐ耳鼻科に来て」と言われ、そのときはイソバイトとビタミンB12の薬を処方してもらいました。水分を排出し、血流をよくする働きらしいです。液体の薬、苦手でしたね〜。すっきりするまで1ヶ月くらい飲み続けた記憶があります。なにはともあれ、早めに対処することが大事なようです。

寝不足のときに大きな音に過敏になったりしますが、このせいなのか、もともと大音量は耐えられないのかよくわかりません。

最近、また耳が詰まり、聴こえが悪くなりました。何年かぶりに高熱で寝込み、食欲がなくなり、体力が落ちたあとのことでした。少しめまいもありました。いつも同じ左耳で、前回と同じ時期、10月後半から11月でした。
東洋の治療法に詳しい整体の先生に漢方を調合していただいたのは沢瀉湯(沢瀉と蒼朮)。首から上の水分の過剰を下げるのを狙います。一時間近く煎じて少しづつ飲みます。翌日にはすっきりなくなってくれました。気圧も関係したように思います。漢方薬は、面白いことに、身体に合っているときは「美味しい」までいかなくても抵抗なく口に入るものです。沢瀉湯はめまいを伴う耳の不調に効くようです。
背中から上をほぐすヨガのポーズをじっくりやってみたのも効いたのかもしれません。

季節の変わり目は要注意です。原因がはっきりしないのに何か調子を崩しやすいときでもあります。
身体の動きが滞らないように、ゆるゆる身体をほぐしたり、血流をよくするように、首だけでなく、足、腰を冷やさないことは大事です。でも、同じ姿勢で仕事や楽器を弾き続けると、どうしても冷えやすいですね。天気が悪いと散歩にも出かけられないし。
なので、いつもカイロが手放せません!
posted by makkida at 10:59| 楽器演奏と身体 | 更新情報をチェックする
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