コダーイ・ゾルターンのことば。
幼児期に平均律のピアノの伴奏をつけてうたうことは、子どもの耳を鈍感にし、調子をはずさず正しい音程でうたうことに導いてはいかない。
リズムは、注意力、集中力、決断性、神経を統御する能力を発達させる。
旋律は感覚の世界の扉を開く鍵であり、強弱の諸段階と音色はわたしたちの聴器官の感度を高める。
そして歌をうたうことは、からだの多様な部分の運動を意味する。
今の時代の機械文明は、わたしたち自身も機械化してしまう。その運命からわたしたちを守るのは、うたうことだけである。
人類は本当に音楽の価値を知るときに、より幸せに生きられる。
2016年06月09日
音楽が身体に調和をもたらす
posted by makkida at 18:02| あんなこと こんなこと
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