2016年07月24日

Steinway, c.1900

京都のカフェで1900年初頭製のスタインウェイに会う。オーナー自身が部品も古いものを手に入れて修復したという。
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photos by Shinichi Kida
蓄音機でSPレコードも聴かせていただく。フォイアマンの弾くレーガー、ハイフェッツ&プリムローズ&フォイアマンのドホナーニ。音域による違い、音の存在が目に見えるよう。演奏者の弓使い、弦に当たり方、ヴィブラートの種類も明瞭。カザルスのレガートの音の、まるで絹のようななめらかさと、光り輝く軽やかさに感動!片面4、5分内に録音を収めるための、集中した演奏家たちの芸術的な技術!
posted by makkida at 15:47| あんなこと こんなこと | 更新情報をチェックする
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