2016年07月27日

Chopin- Erard 1849

テクニックというものは、出したい音、やりたい音楽のためにあるものだ、ということを改めて気づかせてくれる。「いい姿勢」「指先で弾く」「正しい」・・・とは?意味の捉え方の違いがあるように思える。耳で聴こえるものは心(脳)へ、そして内面世界と宇宙と繋がり、指先へ神経が通う。音は指で出すもので、手に心(感覚・感情)があるのだ。そして自由自在に動く、リズムや感触の身体表現!ときに休んでリラックスしたり、柔らかく滑らかに、ときに叩いたり、軽やかに駆け回ったり、跳ねたり・・・。
熱い心を持ち、音楽に入り込む、真の芸術家。
こんな風に楽器が弾けたら!
Janusz Olejniczak - Frans Brüggen - Orchestra of the Eighteenth Century

posted by makkida at 22:09| あんなこと こんなこと | 更新情報をチェックする
当サイトの写真、記事の無断転載・無断使用はご遠慮ください。 Copyright 2023 Makiko Tomita Kida, all rights reserved.