2020年02月14日

自然界のメッセージ

KIMG1272のS.jpeg線路は続くよ。松本の波田教会から上高地線の線路を渡って、
KIMG1273のS.jpeg水路を渡り、
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高台の住宅地を抜け、よく晴れたポカポカ陽気のなか、畑の中にある十三経塚まで散歩。

LGBTの牧師さんが、自身の苦悩を背負いつつ、LGBTの人たちがありのままでいられる社会になるよう願って小さな活動を続けている。聖書に書かれている言葉を表面的に受け取って、教義に反するとして、同性愛者や性別がわからない人、違和感を感じている人たちを認めない牧師も多い。損得や経済活動とは関係なく、困っている人を受け入れるのが宗教だとしたら、これは矛盾する。教皇が「すべての命を守る」と言うことは、とても大きな意味がある。既存の「あたりまえ」「エライ先生がこう言っている」考えに疑問を抱いたり、批判することは大切。もし誰も声をあげなければ、この社会で生きづらい人を「いないことにする」、とても恐ろしいことになってしまう。
毎日報道され発表されるコロナウイルスのニュースには、多くの人が恐れているのに。

自然の力は偉大で、山や海にいるとき、心が楽になり解き放たれる。身体は知っている。
でも知恵を与えられた人間の頭は理解しない。
バッハのヨハネ受難曲の中のコラール「あなたが捕らわれたからこそ、私たちに自由がやってきた」。信仰は人間の心が解放されて自由になるためのもの。
危険を冒してまで困難や病気や貧困の中にある人々の側にあり、希望となり、助ける人を、非難したり嘲笑したり・・・私たちは権力の前に諦めて、その人を支えることもせず・・・そして結果、殺されてしまう・・・そうなって初めて私たちは知る。

日々、人の助けなしでは生きられない障害のある人、病気の人、高齢者、小さな子ども。一人の人に対して数人がサポートしなければ生活ができない人があちこちにいる。助ける人を休ませてあげる場所も必要。そうやって考えていくと、誰かがいつも誰かを助けている。

大きなイベントや祭典をしたら、大きなお金が動いて、「みんな一つになり」成し遂げた感によって、それぞれの生活が良くなるんだろうか。
深刻な問題から目を一時的に外らすことで、権力者がますます力を持つようなことを続けるのではなくて、気づかなかったこと、忘れてしまったことにもう一度目を向けるような動きになればいいな。

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暖冬の北信。黒姫山が虹を発信!
野尻は最近やっと積もる雪が降ったそうだ。そのあと雨が降り、晴れて14度に上がり、水をたくさん含んだ重い雪。いつもなら家を発掘して歩く道を作るのに一時間くらいかかるのに。太陽が出ると小鳥たちも賑やかで、もう3月みたいだ。
こんなに雪が少ないと農作物に影響があるだろうし、今後地球はどうなるんだろう。

今朝、聖書をパッと開けた箇所が、ドンピシャ。申命記11章13〜。
「もしわたしが今日あなたたちに命じる戒めに、あなたたちがひたすら聞き従い、あなたたちの神、主を愛し、心を尽くし、魂を尽くして仕えるならば、わたしは、その季節季節に、あなたたちの土地に、秋の雨と春の雨を降らせる。あなたには穀物、新しいぶどう酒、オリーブ油の収穫がある。わたしはまた、あなたの家畜のために野に草を生えさせる。」

人が人に仕え、利権や金儲け第一の権力に従い、自然界の声に耳を傾けず、地球の全ての命を等しく大切にしないと滅びてしまうでしょう。「強い」人がお金を積んで残ったとしても、心を無くしたら人間はどうなるのでしょう。

木造の家は暖房を付けて建物が暖まると、都会の家屋より身体の冷えを感じない。
外のキリッとした冷たい空気のなか歩いてきたあとの、朝の味噌汁は美味しい。
posted by makkida at 23:31| あんなこと こんなこと | 更新情報をチェックする
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