ここ数日、信濃町野尻の家に滞在しています。気温が20度に上がった日の翌日に雪が降ったりしますが、あちこちに福寿草や蕗の薹が顔を出しています。
自然の恵みにありがとう。今日の収穫。
倒木の処理、伐採があちらこちらで。森林の手入れは大事な仕事ですね。
雪が少ないとはいえ、山笑う、までにはもう少しの黒姫山。ようやく起き出した山では、芽吹いてくると、山がホワホワと柔らかく見えます。
このところのマスク売り切れに引き続き、医療用ガーゼも入手困難だそうです。持病があったり、手術の後で、日に何度かガーゼの交換が必要な人がいます。医療用ガーゼがないと生きていかれない人が困らないように!
ちょっと俯瞰して行動する、思いを馳せる、想像する、というようなことは異常事態でも、災害でももちろん、常日頃から心がけたいものです。
さて、入国制限、渡航中止や外出禁止のニュースをみると、しばらく演奏会できないのもしょうがないな、と思うこの頃。
音楽配信について本気で考えてみようかな。パソコンで録画して動画配信したものを自宅にじっとしている人に届けられないかな、と録画して見たものの、あまりに音質が酷すぎて・・・苦笑。チェロの低音はとてもパソコンで手軽に録れるものではありません。残念ながら。
でも、録画することによって、自分の弾き方の問題点が見えました。気づくのは面白いです。映像でお見せできるほどになったら、動画も作って見たいなと思います(笑)。
当然ですが、上半身の支え(特に胸)がないと、右手の動きが悪くなります。弓が弦にうまく乗らない(吸いつく感覚が持てない)問題は、姿勢でおおかた解決できます。人間(動物)は、部分で動くわけではありませんから。顔の強張りや表情も弾く時の姿勢に関係することに気づきます。弾いているとすぐ疲れる(頭が疲れるのも)のは姿勢にもよると思います。
膝に抱える姿勢は、楽器が小ぶりならまだいいですが、なかなか楽ではありません。モダンチェロでも同じ。足の長さだけでなく、全体の骨格が立派な方が有利で、肩幅があって胸が厚い方がチェロには向いていると思います(手のひらや指の作りも関係しますし)。私はチェロ弾きにしては胸板が薄いので、どうしても首への負担がきます。
わが身を俯瞰して見る。脳みそのクセは、身体の使い方に表れるのでしょう。
開放されたいですね!