2020年05月02日

夏の始まり カレンダ マイア

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5月1日はMay Day、労働者の日です。ヨーロッパでは五月祭が行われます。
古くは、暑い季節の初めの日でもありました。
まさに、昨日は初夏の陽気で、関東地方では26度まで上がりました。コロナが流行っていなければ、山にも川にも海にも出かけたい!

自然信仰をしていたケルトでは、一年が太陽の動きによる夏至、冬至、春分、秋分に分けられ、それぞれの間に月の動きによって分けられていたようです。夏至と冬至があるように、「暖かい(暑い)季節」と「寒い季節」、「明るい半年」と「暗い半年」、成長と衰退などの考え方で一年また一年と巡っていったのでしょう。
季節の変わり目に祝いごとがあり、夏が始まる5月1日には、農作物が成長し豊かに実ること、そして、家畜が元気に繁殖することを祈る「豊穣」の祭りをしました。
古代ローマの豊穣の女神マイアを祭り、捧げ物をする儀式でした。女神マイアの月の初めの日がこの日。
その祭が各地で様々な形になって残って今に至っています。
街の広場にメイポールを立てて、その周りで踊る、メイポールの踊り。バルトークの作品にもありますね。
厳しい寒さの冬が終わって、春がやってくる。北国では突然、空気が緩み、光が溢れ、大地がたくさんの色彩に覆われるのです。5月は特別な時期。

中世の時代、12世紀後半にイタリアの宮廷で活躍したトルバドゥール、吟遊詩人であり十字軍に参加した騎士でもあったラインバウト・デ・ヴァケイラスRaimbaut de Vaqueirasが残した、この日のための、プロヴァンス語の歌Kalenda Maya。エスタンピーのダンスのリズムに乗せた歌です。
〈羊とヤギ〉で演奏していますが、覚えていらっしゃいますか?
来年は5月の連休辺りにマイアの祭のコンサートができたら、と願っています!

近所で虹色の服や靴を身につけている人を見かけました。
今週はセクシュアルマイノリティの存在を広く人々に知ってもらい、多様性を祝うレインボープライド週間🌈✨
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posted by makkida at 10:30| あんなこと こんなこと | 更新情報をチェックする
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