2020年11月10日

バッハ、生きている低音(バス)!

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J.S.バッハのガンバソナターーー正確にはヴィオラ・ダ・ガンバとオブリガートチェンバロのためのソナタ、このバスパート(低音部。チェンバロの左手)のなんと素晴らしいこと!バスにエネルギーがあるから、音楽全体が活きてくるのでしょう。
バッハのバスラインの動きはチェロなどの低音楽器にピッタリくる、と感じます。弾いていて本当に面白い、楽しい!
右手の弓の動きは歌や管楽器でいう呼吸であり、弓遣い(ボーイング)は息づかいです。おそらく、鍵盤楽器の左手でバスを弾くより、チェロで弾く方が抑揚や喋り方が分かりやすいと思います。ガンバソナタの全3曲を、ぜひ、ガンバ、またはヴィオラとヴァイオリン、そしてチェロ、3つの楽器でアンサンブルしたいと思っています。もっとも、1番はトリオ・ソナタになっていますしね。

さて、デュオレッスンの曲のアイデアですが。
例えば、ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ。コレッリ(フォリアなんて掛け合いがあって楽しいですね)、ヘンデル、バッハ(オブリガートチェンバロとのソナタではなく)など、なんでもありますね。
バロックのソナタを、旋律パートとバスパートの二つで弾く、つまり鍵盤楽器の和音や右手の装飾なしで弾くと、最も大切な骨格が聴こえて理解しやすくなるでしょう。
バスラインの動きに乗って弾く、というのは伝統的な音楽の作り方で基本ですが、私たちの耳は高音部や旋律にばかり耳が行ってしまうものです。低音より高音の方が聴き取りやすい、聴こえやすいですからね。
ですから、チェロと弾く、というのはとてもいい勉強になると思います。

冒頭のガンバソナタの例だけでなく、「音楽の捧げ物」や「フーガの技法」もワークショップの企画にしてみたいです。
乞うご期待!
posted by makkida at 17:31| レッスン・ワークショップ | 更新情報をチェックする
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