2020年12月18日

見えない決まりごと

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今朝の黒姫。
雪が降り続き、やっと晴れました。膝下まで雪が積もっています。雪に覆われると別世界になり、静けさがやってきます。
生活するには危険なこともあります。道路が凍るとか、積雪で動けないとか、雪降ろしとか、煙突が雪でふさがれるとか、屋根の雪が落ちてくるとか・・・。
楽器を担いで出かけられるのだろうか・・・。

ずーっと頭に流れている旋律、
よそ者としてやってきて よそ者として去ってゆく

東京の感染者数がぐんぐん上がってきて、気のせいか、ここのところ、車につけている東京のナンバープレートをジロジロ見られることが多くなったようです。
東京に行くとウィルスがうようよして、行けば必ず感染して帰ってくるんでしょうか。どのように行動しているか、ナンバープレート見ただけで判断できるんでしょうか。家族の看病、仕事、どうしても感染拡大地域に行かなければならない人はいます。
長野の繁華街や街にも行かず、車で東京を仕事で往復し、どこへ移動するときも車ですが、見ただけでは判断できないですからね。
リスクが高い場所のナンバープレートがいるだけで村八分状態・・・。遠方で学校に行っている子どもや住んでいる親戚に、故郷に帰ってくるな、と言う。言わねば自分たちの居場所がなくなる。
何処のナンバープレートか、地名によるイメージを多くの人は共通して持っています。同郷人だと「安心」したり、レッテルを貼ったり、話のネタにもなるわけです。
福島の原発事故の後、福島から避難している人々もこの冷たい視線、差別や嫌がらせにあいました。
今回のパンデミックは、地球に住む人間が困難を共有しているのではないのでしょうか?

人は何処かで住む場所を見つけて生きていかなければならない。
ずっと長いあいだ忘れていたことを思い出します。
ヨーロッパのある街で、パン屋で順番を待っていたら、私の番になったときに店員がアジア人の私を飛ばして次の人の注文を聞きました。次の番だった女性が「次はこの女性よ」と私を見て店員に促してくれました。こういう経験は多くの人があるでしょう。

住民票を移しても、その土地で長いこと暮らしている人とは違う待遇になってしまう。コミュニティが作れなければ、もちろんそういうことはあります。
最低限の生活するのに必要なことを求めるのは、「わがまま」ではないでしょう。

クリスマスを迎えようとしているときに、世界中で居場所をなくしている人たち、難民、一人ぼっちで家にいる高齢者や持病のある人などに思いを馳せます。


posted by makkida at 11:36| あんなこと こんなこと | 更新情報をチェックする
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