2021年07月12日

湿度と自然素材の楽器

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天気はどうにもならない。晴れ女なんて言っても、雨が降るときには降る。誰のせいでもない。
弦楽器奏者の悩みの一つは、湿度。
高気密で24時間湿度管理できる家でもない限り、いくら除湿機フル稼働しても、外気が連日80%以上(ほとんど90%)の地域に住んでいたら楽器は湿気を吸い込んでしまう。梅雨(高湿の夏)に、一度湿気を含んでしまうと、一日二日湿度の低い場所に置いても、もう湿っぽさは抜けない。湿っぽい音になってしまう。
だから、太陽の力はすごい!高湿の夏を越して、太陽で乾燥し始めると、楽器も乾き始め、乾燥してよく鳴るようになる。人間の技術では、莫大なお金をかけないと無理。
特に、ガット弦!

弦楽器はこうやって何百年も、湿ったり乾いたり、世界各地で過ごしてきたのだ。自然の素材の対応力の素晴らしさ。人間が手をかけながら、弾き続ければ、いい楽器は長持ちする。
家電や車だって、何十年も前のように、コンピュータ制御でなく、壊れないように作っていれば、修理しながらずっと大切に使っていけると思う。
posted by makkida at 13:39| プレーンガット弦と楽器 | 更新情報をチェックする
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