最近よく虹がかかる黒姫。今日のは気づかないくらい微かだけれど、右端に。
強風が続き、木の葉がだいぶ落ち、冬も間近。落ち着いて野尻にいられたらいいのに・・・天から見ると、人間はあっちこっち慌ただしく乗り物で動いて、疲れて、おかしいね。でも、誰かが動かないと回っていかない。ちょっと頑張って動くことで、人がやらないことをやってみることで、新しい発見や気づきや、体の奥底から生まれる幸せな気持ちが生まれる。
動きながら考える。落ち着いて考える。歩きながら考える。
どれも無駄ではない。
落ち着かなければ音は聴こえてこない。練習のためには、呼吸が浅くなっていてはダメ。
動いたり、落ち着いたり、のバランス。
朝起きて外に出て毎日違う空気を吸って、今日も新しく一日が始まる。身体の中から小さな喜びがわき起こる。身体の状態も毎朝違う。呼吸や身体を整えたり。楽器にはすぐに向かえないが、身体を準備しながらイメージする。チェロを弾き始めてから今まで、何も考えずに弾ける時期なんてなかったから、こういうことは当たり前。
久しぶりに野尻に帰って来た友人と話したり、初めて会った人と話したり、自然の中ではそのままでいられる。話題は荒れた森のことになる。
痛んだ木を鋸で倒した。チェーンソー持っていれば便利だろうけど、講習受けないといけないし、自分で大したことはできない。
石油の値段が高いし、地球のこと考えると燃料として灯油を使い続けるのは悩ましい。薪ストーブなら燃料はそこいらにあるけれど。
地球の資源は全ての人間(使わせてもらっている)、全ての生き物のものであり、特定の誰かや国の既得権益や政治や経済の都合で決められては困るのだが!