
新しい年、みなさまどのように始められたでしょうか?
地球では1日24時間で年月が過ぎてゆきますが、大きな宇宙からみると様々な時間があるわけです。小さな星の上で争いが無くなりますように、という願いも年越し。
私は年明けすぐに誕生日を迎えます。何年か前からこの日にはJ.S.バッハのマタイ受難曲を、集まれる楽器と歌のプロアマ問わず愛好家で、とにかく始めから最後まで弾く、という恒例行事「マタイ会」をやっています。年末年始に風邪をひいたり、体調不良の人が出たりしますが、今年は楽器と歌10人でした。本来、2つのオーケストラと合唱で演奏するもの。なのにこの少人数で、足りない楽器はオルガンや別の楽器や私が掛け持ち、無茶苦茶ですが、ほぼ毎年やっていると弾ける(歌える)ようになってきたり、何かと発見や進歩はみられます。新しい出会いもあり、お互いの平和な交流をするのにも役立ちます。
毎日何を考え、大事にして生活をし、楽器を練習するかで、一年や二年経つと変化があるのですから、楽しいものです。
バッハの信仰も、ベートーヴェンの思想も、シューベルトの孤独や情緒も、ほか詩的な作曲家の感性も、生活の中にあり、生活の中から生まれます。
作曲家(芸術家)の仕事は、彼らや私たちの生活と離れたところにあるのではなく、それらを語るための言葉も生活とかけ離れて存在するのではない。生活と音楽(芸術)は、表面ではなく深いところで繋がっているのだと思います。

今後はできれば月一回、定期的に練習兼ねたアンサンブル勉強会として発展させていけたら、と考えています。
知性と感性、身体にいい音と響きを大切にする、音楽の探求に情熱を注ぐ音楽家(プロアマ問わず)、大歓迎です。
そして、毎月デュオレッスンもBELUGAオルガン練習室で予定しています。なかなかハードルが高いようで、ほぼ自然消滅していますが(笑)これ以外のやり方でもレッスンは可能ですので、アンサンブルにご興味おありの方、通奏低音を練習したい方、お問い合わせお待ちしております。
kikaku_ma☆yahoo.co.jp (☆を@にタイプし直してください)MA企画
BELUGAのデュオレッスンクラスお申し込みは直接ベルーガへお願いいたします。デュオレッスンチラシ.pdf

