2025年09月12日

無伴奏チェロコンサート”ガット弦の魅力”「言葉〜音楽〜静寂」松本公演

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11月初めに松本で無伴奏コンサートを開催します。東京のリサイタルと同じプログラムです。
いつもコンサート会場として快く使わせていただいているギャラリー&カフェ憩の森さんにて。
よろしければお越しいただけましたら幸いです。
お待ちしております。

2025年11月2日(日)
無伴奏チェロコンサート”ガット弦の魅力” 松本公演
言葉〜音楽〜静寂

【時間】15:00
【場所】Gallery&CAFE 憩の森 [松本市城山11−17]
*コンサートに車でご来場の際は、隣接の城山公園の駐車場をご利用ください
【プログラム】
A. キューネル(1645-c.1700):ヴィオラ・ダ・ガンバのための ソナタ第10番「主イエス キリスト、汝こよなき宝」
August Kühnel : Sonata X for Viola da Gamba “Herr Jesu Christ, du höchstes Gut”
J. S. バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲 第4番 変ホ長調 BWV 1010
J.S.Bach : Suite IV for cello solo in E flat major BWV 1010
A. トルベック(1830-1919):波
Auguste Tolbecque : Les Vagues
V. シルヴェストロフ(1937- ):静けさと悲しみの瞬間
Valentin Silvestrov : Moments of Silence and Sadness (2002)
P. スカルソープ(1929-2014):レクイエム
Peter Sculthorpe : Requiem (1979)

【料金】限定30席要予約 ワンドリンク付き
一般4500円/学生2000円
【主催/問合せ】MA企画 kikaku_ma☆yahoo.co.jp
(☆を@にタイプし直してください)

💡チラシはこちらからご覧いただけます。
20251102チラシ表.pdf
20251102チラシ裏.pdf

🌼メッセージ
バロックとモダンのスタイルに調整し、歴史的製法によるガット弦を張った2台のチェロと様々な形の弓を使い分け、バロック時代から現代に至る無伴奏作品をご紹介するリサイタルシリーズの第4回です。第一次世界大戦以降、広く使われるようになったスチール弦に対し、天然素材であるガット弦は倍音成分を多く含み、自然界の音のように陰影に奥行きがあり、人が話す言葉のように抑揚や凹凸のある表現が可能です。近代以降、音楽はより大きな音と均一性を求めて発展しましたが、今私たちが必要としているのは、有機的なもの、生命あるものに触れることではないでしょうか。この数年、心ある製作者たちによる質の高いガット弦や弓を用いて演奏するようになって、その確信はますます深められています。
 プログラム前半では、聖書の言葉から生まれたコラール(ドイツ語賛美歌)に基づくキューネルの作品と、J. S. バッハの無伴奏組曲第4番に同じ調性のコラールを組み合わせてお届けします。後半は、19世紀フランスのチェロ奏者で歴史的な楽器を収集し修復も手がけたトルベック、現代ウクライナのシルヴェストロフ(ロシアのウクライナ侵攻によりベルリンへ移住、今年9月で88歳になる)の静かな音楽、そして生地オーストラリアの風土と先住民文化に根ざした作風で知られるスカルソープによる単旋聖歌を使用した鎮魂歌を演奏します。
 街に溢れる音の洪水、ネット上に飛び交う荒んだ言葉、武力による破壊と殺戮。そこで奪われる生命、かき消される小さな声…。安らぎと希望の礎となる静寂を、一刻も早く取り戻すことができますように。静寂のなかにこそ生まれる音楽、命の糧となる言葉と音楽を求めつつ。
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