2016年05月30日

6月4日丸木美術館コンサートのプログラム

富田牧子 Makiko Tomita, cello
コスマス・カピッツァ Kosmas Kapitza, percussion

始まりと終わりは、祈りのシンギングボール(チベット仏教のドニパドロ)で。

鳥の歌(カタロニア民謡)*
G.B.ヴィターリ:パッサ・ガッリ *
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調〜プレリュード、アルマンド、クーラント
B.バルトークの「農民の歌」による即興 *
G.リゲティ:無伴奏ソナタ
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲第2番ニ短調〜サラバンド、メヌエット、ジーグ
休憩
パーカッションソロ
ブルガリアの踊り *
Z.コダーイ:無伴奏チェロソナタより 第1楽章
B.バルトーク:ルーマニア民俗舞曲 *
鳥の歌 *
[*チェロ+パーカッション] 

Song of the Birds (Catalan Carol) [Cello + Percussion]
G.B.Vitali : Passa Galli [Cello + Perc.]
J.S.Bach : Suite for Cello No.2 - Prelude, Allemande, Courante
Improvisation on the Peasant Song (Paraszti Nóta) by B.Bartók [Cello + Perc.]
G.Ligeti : Sonata for Cello
J.S.Bach : Suite for Cello No.2 - Sarabande, Menuet, Gigue
〜intermission〜
Percussion solo
Bucimis (Bulgarian Dance) [Cello + Perc.]
Z.Kodály : Sonata for Cello 1st mov.
B.Bartók : Roumanian Folk Dances (Román népi táncok) [Cello + Perc.]
Song of the Birds (Catalan Carol) [Cello + Perc.]

2016年03月05日

録音

先日は12時間、録音セッションがありました。私はチェロを弾かずに、録音技師のアシスタントで参加。出張録音では、毎回、機材やコンピュータセッティングから始めるのでエンジニアの仕事は大変です。たくさんのマイク(数は何本だ?)と配線をわかる人が見れば、セッティングに4〜5時間というのが驚異的な速さだと理解してくださるでしょう(笑)ちなみに片付けはなんと1時間強でした!
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パーカッションのコスマスの即興ソロは圧巻でした!これぞ音楽、素晴らしかった!
エンジニアは録れた音を聴きながら涙してました。コンガとジェンベの音が立体的に録れているのを聴いて、演奏者は大満足のようでした。
即興している5分間は、別世界へ運ばれる、実際より長く感じるドラマです。爪先から頭のてっぺんまで身体が巡っているから、初めから構えもなく、自分の呼吸を滞らせる引っかかりも何物もない。頭で考えることもない。内側からのエネルギーと宇宙からの大きな力が合わさって、音やリズムが身体の動きと完全に一体になり、自由になり、離脱する。大きな音は、エネルギーの大きさであるから、ちっともうるさくない。少し緩めに貼った皮を、多彩に(演奏中まったく技術を感じさせない!ものすごいことをやっているのに!)打ち鳴らしてゆく。これこそ音による癒しです。
20数年前、コンガ一つ担いで日本にやってきたというコスマス。その真髄が発揮された録音でした。彼の才能をもっと引き出す本番や機会を作ろうと本気で思いました。
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羊とヤギで録音を作ろうと、じわじわ計画中です。
おそらく、お互いのソロあり、デュオはバルトークと即興的オリジナル音楽詩(musical poem)になるでしょう。

2016年02月14日

空間を感じる

ダンサーの身体の周りの空間を感じることができる。そんな体験を、また、した。インバル・ピント&アブシャロム・ポラックダンスカンパニーの"DUST"。
大勢で踊っても、ひとりひとりの周りに空気の動きがある。音楽の呼吸にあった、呼吸する身体の動き。それぞれの身体の、その動きによって生じる流れがそれぞれあり、全体の空間も心地いいバランスを取っている。涙の洪水でも、地に沈み込むような重苦しいものにはならず、その広がりはとても軽やか。爆撃や戦争が近くにあるなかで、この軽やかな、個々が生かされているエネルギーとは、いったいどういうことなんだろう、と考えてしまう。
現代だけを見回しているのではなく、古い物から学ぶことは多い。
音楽の作り方も興味深かった。演者の語り(声)がそのまま効果音となり、なんと自然にベートーヴェンにつながっていくことか!
真新しく刺激的な物が「現代」なだけでなく、人間が大昔から受け継いでいる物が土台にあり、歴史が背景にあることは、大事だと思う。
舞台、ダンスや演劇と一緒に音楽をしてみたい。

「羊とヤギ」今回のプログラム、前半は、中世のダンスや頌歌、民謡を詩のように連ねた形で試みます。即興や変拍子によるブルガリアのリズムの踊りもあります。
後半は、バルトークの「ルーマニア民族舞曲」、ピアソラの「タンゴエチュード」「ESCUALO(鮫)」です。

ヒーラー(癒しの)パーカッショニストのコスマスと、ガット弦のチェロの音で、演奏者もお客様も、気持ち良くなって、元気になる場にしたいと思います。曲紹介や説明は最小限にして、とにかく音で流れを作り、風通しのいい空間にできれば。
聴いている人の身体が自然に動いて、声を出したくなってしまうような演奏ができたら!

2015年12月08日

羊とヤギ冬のライヴ2016年

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2016年、羊とヤギライヴを2月に行います。
今までのレパートリーに加えて、ピアソラの音楽を入れる予定です。和音を出せる楽器が少なくとも一つあればアレンジもしやすいのですが、チェロとパーカッションでどんな響きが作れるか、とにかくやってみようと思います。ピアソラがパリで勉強していた当時の作曲家だけでなく、幼い頃からバッハを好み、ドビュッシーやバルトーク、ストラヴィンスキー、コープランド、ガーシュインなど開拓者たちの音楽に魅せられていたことを知ると、ますます興味深いプログラムのイメージが湧いてきます。アルゼンチンタンゴの異端者としてではない、「ピアソラ」という音楽。リズムだけでなく和声が影響を受けているのが面白いのに、出せる音があまりに少ないのは惜しい・・・のですが!
それからバルトークの民謡の要素が濃い作品のなかから、今回はブルガリアリズムに基づく音楽を「ミクロコスモス」から。ブルガリアの民族音楽(踊りの音楽)も合わせて演奏します。
力が抜けて、研ぎ澄まされたリズムが湧き出るコスマス氏に乞うご期待!
年明けから新たな試みが続きます。ぜひご一緒にお楽しみいただければ幸いです。

2月13日(土)19時
Cafe MURIWUI カフェムリウイ(祖師ケ谷大蔵)
投げ銭制(+席料500円)
美味しい飲み物や食べ物あります!

2月27日(土)15時(14:45開場)
府中グリーンプラザ(京王線府中駅)地下2階 第1音楽練習室
料金:一般2500円/大学生1000円/中・高生500円/小学生以下無料
予約・問合せ:MA企画 kikaku_ma☆yahoo.co.jp(☆を@に変えてください)
こちらでチラシをご覧いただけます20160213&27羊ヤギ.pdf

2015年11月04日

pecora e capra「羊とヤギ」音楽 ご提案&ご提供

pecora e capra「羊とヤギ」デュオ
チェロの富田牧子とパーカッションのコスマス・カピッツァによる異色デュオです。
中世から現代に至る音楽を、独自のサウンドと即興を交えたアンサンブルでお届けします。クラシックな視点だけでなく、カピッツァのラテンのリズム、世界の様々な民俗音楽の音からインスピレーションを受け、自然界の生命や呼吸や波動を大事にしながら、音楽を選曲し創造しています。
「羊とヤギ」の名前は、チェロに羊の腸(ガット)弦を用いていること、山羊の皮を張った太鼓や爪の楽器を揃えていること、二人の星座が牡羊座と山羊座であることから名付けられました。
そして、音楽に寄り添い呼吸を合わせた自然な照明で舞台演出をします。
車で移動できる場所であれば何処へでも伺います。普段はバロックと現代のチェロ二台、大きな太鼓から小物まで数多くのパーカッション、場所に合わせた照明器具等全て自前のもので準備していますが、コンパクトにすることも可能です。
ご興味おありの方はぜひ一度このデュオのコンサートにお越しいただき、お声をかけていただけましたら幸いに存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。

2015年10月23日

羊とヤギ2015秋のライヴ

11月3日にチェロとパーカッションのデュオ〈羊とヤギ〉ライヴコンサートを行います。
定番の中世のカンティガや舞踊音楽、羊とヤギオリジナルサウンドのバルトーク「ルーマニア民俗舞曲」、
それから今回はダンサーと一緒に、12世紀ドイツの修道女ヒルデガルト・フォン・ビンゲンの音楽を演奏します。お客様の歌と一緒にチャッコーナの音楽もやります。

昼、夜同じプログラムで、一時間ほどです。照明の効果で雰囲気もいいと思いま す。もしよろしければ、ぜひお越しください。
元機械工場ですので夜は冷え込むかもしれません。当日は晴れるようですが、前日の冷たい雨で会場の気温が下がっていると思います。昼間の部も暖かい服装で、くれぐれも防寒対策もお忘れなくご準備ください。
お待ち申し上げております。

プログラム(予定)
巡礼の歌 " Dum Pater Familias "(12世紀)、イタリアのダンス " La Manfredina - La Rotta "(14世紀)、『モンセラートの朱い本』よりダンス " Los Set Gotxs (七つの悦び)" "Cuncti Simus (皆して歌おう)"(14世紀)、ヒルデガルト・フォン・ビンゲン " O Ecclesia "(12世紀)、カンティガ " Como poden per sas culpas " (13世紀)、M.Cazzati (17世紀): Ciaccona(即興)、参加者全員の歌とのセッション(17世紀の音楽による即興)、バルトーク『ルーマニア民俗舞曲』・・・など

チラシはこちら20151103ギャラリー南.pdf
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