
バロック音楽といえばJ.S.バッハがよく知られていますが、バッハはバロック後期、それ以前に活躍したたくさんの魅力的な音楽家がいます。
そして、多くの愛好家はドイツやフランスのバロックの有名な曲を好んで弾きますが、美術と同様、当時イタリアの演奏家は他国に大きな影響を与えてきました。この企画ではまず、イタリアバロック音楽の楽しさをお伝えしたいと思います。
コロナ禍では国内外を行き来してコンサートを聴いたり、学んだりすることも制限されていますし、
海外の音楽家の生演奏も聴くことができません。
そして、潜在的に解決されない、一極集中。
大都市にコンサートや興味深いイベントが集中し、若い人が大都市の音楽大学で学んだ後、地元に帰ってきても自分の関心のある音楽活動を続けられません。つまり、年齢を重ねて技術を高め、理解を深めていけることもあるのに、それができないため、熱心に演奏活動したい人は地元に戻って来られません。
今、状況が苦しい中でも私にできることはたくさんあると考え、この企画を続けたいと思います。
音楽に興味のある人が、大都市に行かなくても、ユニークな内容のコンサートを聴けて、学べ、楽器を演奏する人々や愛好家が地元で活動を継続できるために、小さな機会を作り、きっかけとなるよう願っています。
💡第1回おはなしコンサートのお知らせ記事はこちら!
おはなしコンサート “イタリア!イタリア!” その1
17、18 世紀バロック時代の音楽 〜独奏チェロの始まり
2021年6月5日(土) 3回公演 (70分プログラム。途中休憩あり)
11:00開演/13:15開演/15:15開演 [開場は各回15分前]
場所:松本市音楽文化ホール 第3練習室
曲目:
ジロラモ・フレスコバルディ(1583-1643):バスのためのカンツォーナより
マウリツィオ・カッツァーティ(1616-1678):チャッコーナ
ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィターリ(1632-1692):チャコーナ
ドメニコ・ガッリ(1649-1697):「音楽の愉しみ」より
ドメニコ・ガブリエッリ (1651-1690):リチェルカーレ、チェロと通奏低音のためのソナタト長調
各回定員15名 要予約 好評発売中!
チケット:一般2500円/小中学生500円/高校大学生1000円 未就学児無料(5名まで)
主催・予約・問合せ:MA(エムエー)企画 kikaku_ma☆yahoo.co.jp ☆を@にタイプし直してください。メール予約は前日8時まで。
💡お申込み時にチケット郵送先を合わせてお知らせください。代金振込先を同封の上チケットをお送りいたします。
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photo by Shinichi Kida