2020年10月24日

12月13日 チェロとギターのデュオコンサート

2018Munich_shin_D62_1201のs.jpgPhoto: S.Kida
塩谷牧子さんとの久々のアルペッジョーネ!
チェロコンサート ガット弦の魅力 ミエザホール・シリーズ その1 〜ギタリスト塩谷牧子さんを迎えて

バロックチェロによる J.S.バッハの無伴奏組曲
モダンチェロとギターとのアンサンブルを
理想の響きを持つ空間で味わう 冬の午後


ヨーロッパの石造りの建造物で弾いた時の音を想起させる理想の響き!
長年探していた、弦楽器の様々な音色や細やかな表現、そして最弱音まで味わうことができる空間に、 分倍河原のミエザホールで出会いました。
この素晴らしい響きに惚れ込んで、新しいコンサートシリーズを開始します。毎回、バロックチェロ で J. S.バッハの無伴奏組曲を演奏するほか、モダンチェロも使って古今の無伴奏作品、またゲストを迎 えてのプログラムなど、都心まで出掛けなくとも、充実した音楽を間近にお楽しみいただきたいと思い ます。記念すべき第1回はこの企画にぴったりな音楽家、ギターの塩谷牧子さんとのアンサンブルをお 届けします。
塩谷さんとのデュオは、2011年の東日本大震災後に都内で行われた、福島から避難してきた人々 を支援するイベントで演奏したのが始まりです。そして今、世界的な感染症の流行によって社会活動が 制限され、人と出会うこと、一緒に音楽をすることが、どんなに人間にとって大切なことか痛感してい ます。音楽による心の交流を大切にする私たちのアンサンブルで、みなさまの心身が少しでも安らぎま すように。
実はミエザホールには駅前開発による立退き話が持ち上がっているそうです。ホールは楽器であり、 音楽を成り立たせる大きな要素であり、演奏家や聴衆が大切に使うことで「名器」に育っていくもので す。同じ方法で再建したとしても同じ響きが約束されるものではありません。
人も音楽も建物も地球上に存在する間に、思う存分生かされることを願っております。

2020 年 12 月 13 日(日) 14:00開演(13:30開場)
【チケット】定員 35 名 要予約 3500円
【予約】 ☎︎ 03-6317-8916(ベアータ)
*電話またはメールでご予約のうえ、代金を以下にお振込みください。入金確認後、チケットを郵送いたします。
【お振込み先】
郵便振替口座 00170-1-472616 MA 企画
*恐れ入りますが振込手数料をご負担ください
【主催・予約・問合せ】MA(エムエー)企画 kikaku_ma☆yahoo.co.jp (☆を@にタイプし直してください)
*メールでのお問合わせは前日6時まで

💡チラシとチケットは11月3日以降の発送になります。ご予約受付中です。お待たせして申し訳ございません。ご用意出来次第すぐにお送りいたします。

【プログラム】
J.S.バッハ:
カンタータ「神の時こそいとよき時」BWV 106 よりソナティナ
無伴奏チェロ組曲第1番ト長調 BWV 1007
J.S.Bach: Cantata “Gottes Zeit ist die allerbeste Zeit” BWV 106 - Sonatina Suite for cello solo No.1 in G major BWV 1007
F.シューベルト:アルペッジョーネ ・ソナタ
F.Schubert: Sonata for arpeggione and piano D821
・・・他 ギター独奏

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💡チラシはこちらからご覧いただけます
20201213チラシ表.pdf
20201213チラシ裏.pdf
posted by makkida at 22:33| ガット弦で弾く室内楽 | 更新情報をチェックする

2021年1月11日富田牧子・原田靖子デュオコンサート

2つのチェロと2つのオルガン
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大雪の日の夜、あの幻のコンサートから6年。松本市、ハーモニーホールでのチェロとオルガンのデュオコンサート が、やっと実現します!

2021年1月11日(月祝)14時開演(13:30開場)
【会場】松本市音楽文化ホール(ザ・ハーモニーホール)長野県松本市島内4351
【プログラム】
〜第1部 バロックチェロとポジティフオルガンで聴くJ.S.バッハ〜
J. S. バッハ(1685-1750):無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV 1007
     :ヴィオラ・ダ・ガンバソナタ 第3番 ト短調 BWV 1029
〜第2部 モダンチェロと大オルガンで聴く19、20世紀の音楽〜
J. ラインベルガー(1839-1901):6つの小品 Op. 150より「夕べの歌」「パストラーレ」
C. フランク(1822-1890):大オルガンのための6つの作品 Op. 18より「前奏曲、フーガと変奏曲」
G. カサド(1897-1966):トッカータ(G.フレスコバルディの様式による)

【チケット】前売3000円/当日3500円 全席自由[限定200席]
💡11月1日発売開始!MA企画、ベアータにて予約受付中!
【チケット取扱い】チケットぴあ t.pia.jp/ [Pコード:189350]
以下の店頭で直接チケット購入するとシステム手数料はかかりません
アイシティ21 3F総合サービスカウンター
松本井上プレイガイド(井上百貨店6F)
セブンイレブン(マルチコピー機)
【チケット取扱い/予約】
松本市音楽文化ホール 0263−47−2004(手数料不要/配送不可(当日ホール事務室にて受取り精算))

【主催・予約・問合せ】MA企画 kikaku_ma☆yahoo.co.jp(☆を@にタイプし直してください)
03-6317-8916(ベアータ)beataz@outlook.jp
💡電話またはメールでご予約のうえ、代金を以下にお振込みください。入金確認後、チケットを郵送いたします。11月1日以降の発送になります。
【お振込み先】郵便振替口座 00170-1-472616 MA企画(エムエーキカク)
恐れ入りますが振込手数料をご負担ください。

チラシpdfはこちらからご覧いただけます

〜新型コロナウィルス感染拡大防止対策について〜
*当公演は前半、後半とも30分前後の短めのプログラムとし、休憩時間に換気をいたします。
*お客様間の距離を十分に保つため、定員693席のところ200席に限定いたします。
*マスクの着用および入場時の手指消毒にご協力をお願いいたします。
*咳、発熱、頭痛など体調に異常がある方は、来場をお控えください。
*チケットの裏面(チケットぴあご利用の方には当日用紙をお渡しします)に、来場者のお名前・ご住所・電話番号をご記入ください(感染拡大防止のため、購入者ではなく実際に来場された方全員の連絡先を把握する必要があります)。チケットは公演終了後に回収いたします。

【プロフィール】
Makiko Tomita, Cello
東京藝術大学在学中にリサイタルを行い、演奏活動を始める。イタリア、フラ ンス、ドイツ、オーストリアの音楽祭や講習会に参加、ニューヨークでH.シャピ ロ氏の指導を仰ぐなど、ソロと室内楽の研鑽を積む。同学大学院修士課程修了 後ハンガリー・ブダペストに留学、バルトーク弦楽四重奏団チェロ奏者 L.メズー 氏に師事。NHK-FM「名曲リサイタル」、ORF(オーストリア放送)の公開録音 に出演。弦楽四重奏団のメンバーとしての活動を行う。 ピリオド(各時代や様式に合った)奏法への関心を深め、バロックとモダンに 調整した楽器にガット(羊腸)弦を張り、様式の異なる弓を使い分け、17 世紀 から現代(同世代作曲家の委嘱作品を含む)までの無伴奏作品を中心にソロリ サイタルを継続中。様々な楽器との組み合わせによる「充実した内容の音楽を 間近で味わうコンサート」の企画を続け、室内楽の楽しさを広める活動をライフ ワークとしている。パーカッションとのデュオ《羊とヤギ》で、ヒルデガルト・フォン・ ビンゲンなど中世の音楽や民俗音楽に即興を織り交ぜた独自の世界を展開、
CD「O Terra(大地よ)」を発売。身体と演奏の繋がりを探り、「耳を澄まして、 楽器の音を引き出す」レッスンやアンサンブルワークショップも行っている。2018 年、中町「蔵シック館・茶房」にてライヴシリーズを開始。2020年、長野県へ移住。ミホプロジェクト メンバー。http://tomitamakiko.seesaa.net

Yasuko Harada, Organ
東京藝術大学作曲科および同器楽科オルガン専攻卒業。コンサートホールな どでの演奏活動のほか、日本ルーテル教団セントポール・インターナショナル・ ルーテル教会オルガニスト、立教学院アシスタント・オルガニスト、立教池袋中 学校・高等学校オルガニスト、東京藝術大学オルガン科教育研究助手などを経 て、2014年春より松本市音楽文化ホールオルガニスト。 松本ではオルガンコンサートの企画・演奏や、オルガン講習会「初めてオルガン」「オルガンレッスン基礎・発展コース」などを通じて、地域にオルガンの魅力を軽やかに発信。子どものためのオルガンコンサートとして、ダンスアーティスト やヴォイスパフォーマー、美術家など異ジャンルのアーティストとともに創るユニー クなステージを継続的に行っている。2019年からは、持ち運びができる小さな パイプオルガン(ポジティフ・オルガン)による出張演奏「おでかけオルガン」が始 まり、地元で活躍する音楽家とのアンサンブルによるコンサートを届けている。また、2011年の東日本大震災・原発事故の翌年から国内各地でチャリティー コンサートを続けている「ミホプロジェクト」のメンバーとして、『ひまわりの丘』と 題した祈りのコンサートに、オルガンやリードオルガンの演奏で参加している。(https://mihoproject.wordpress.com/)
posted by makkida at 14:27| ガット弦で弾く室内楽 | 更新情報をチェックする

2020年04月19日

100年前のフォーレ:プレーンガットを張ったモダン楽器とモダン弓の関係

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表現に限界を作らない。
フォーレのチェロソナタ第1番、一楽章の冒頭。この緊張感のある、迫ってくるようなリズム。品格を保ちながらも、不安、憤りを感じるテーマはピアノ(p)で抑えているが、すぐにフォルテで爆発する。
自然に、しっとり滑らかに歌うフォーレのイメージとは遠い。ゴツゴツとした厳しさ。
作曲されたのは、第一次大戦真っ最中・・・。
100年少し前の、恐怖と不安の毎日。その中でほとばしり出る、表出せざるを得ない音楽だった。

作曲家が弦楽器奏者でなかったために、ボーイング(弓遣い)やフィンガリング(指遣い)が身体的にスムーズに運ばないことはしばしばある。でも、それはその音楽が持つ表現力の幅広さとは関係ない。
弱い小指で音色が出ない、とか、できないことに言い訳はしない。
もちろん、弱い指があることが欠点ではない。誰しも弱点はあるものだ。
体型も持っている力もエネルギーの種類も、それから、持っている弓も楽器もその癖も特徴も、ほかの人と違うのだから、演奏者は弾き方をそれぞれが自ら考えて探さなければならない。

プレーンガット弦にしたことで、これまでの弾き方を見直すことになった。
グランドピアノとデュオソナタを演奏するときに、フォルテで音が埋もれないようにするコツ。アタックの付け方、音の輪郭の際立たせ方。覚えてしまったものや思い込みに気づき、疑問を持つ。当たり前にこうするもの、と身に付いていたことを捨てて考え直す。もう一度、譜読みをし直すようなこと。
ただアタックをつけて強い音の性格を作るのではなく、ガット弦で作り出せる音のしなやかさ、伸びかた、倍音の増えかたを最大限に使う。全く違うテクニックを身体で作り出す。
もしかしたらスタインウェイのモダンピアノにかき消されるかもしれない。
一つの音の進みかた、どのくらいの速さで音が進むのか。それと響きの広がりで、一つの場所に留まらないフレージングを描いていく。
彫り起こす、彫刻のような緊張感、そして手応え。

不安、恐れ。
この感染症は100年に一度の危機、と言われる。
この100年の地球上の歴史、どんなことを人間はやってきたか・・・。



posted by makkida at 17:50| ガット弦で弾く室内楽 | 更新情報をチェックする
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