パーキンソン病の人だけでなく、高齢になると、背中が丸くなりお腹が折れて胃のあたりが苦しくなる方が多いと思います。それを背筋や腹筋の支えがない、筋力の衰えのためだとして「鍛えて筋力をつけなければ」と思うでしょう。
元気な若い人でも、身体が弱っているとき、あちこちに痛みを感じているときに、筋力を鍛える気にはあまりならないのでは。トレーニングしても身体を壊するかもしれませんね。
私の親は立っているときに「フラフラする」「ふわふわする」とよく言います。これもこの病気の方に多いのでは?
足の裏の面積は小さいのに、全身を支えて二本足で立つのは、考えてみるとすごいことだと思います。バランスを取るときに柔軟性や、足裏の繊細な感覚が大事なのでしょう。
ふらつきは他の原因もあるかもしれないし、はっきり分かりませんが、足が常に緊張していると、柔軟に対応できなくなり、身体全体を支えられないのかもしれません。
ここ何年も猛暑続きの夏ですから、エアコンの部屋で一日中過ごして足がだるくなりますよね。
最近ずっと、足がかったるい、と訴えていた親。久しぶりに足もみの施術をお願いし、丁寧に一時間、優しく揉んで頂きました。
施術後に立ち上がると、不思議なくらい背中がすっと伸びたのです。
足の緊張が緩むと、体全体にも変化が現れるのですね。
手当て。
人の手で優しく触れるだけで、緊張が解けるんです。
これは、楽器の演奏でも同じ。
演奏中に手がこわばっている生徒さんに試してみるのですが、ガチガチになっている手をご自身のもう一方の手で優しく触ってあげるだけで、力が抜ける感覚を味わえたりします。


