2021年03月30日

わたしがいる

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J.S.バッハのカンタータにおける言葉と音楽の結びつき。毎日、聖書を読む。その人の信仰がそうさせる。毎週一曲カンタータを作曲することは大変な仕事。歌詞の選択、音や和声付け、その音楽の内容の豊かさ、知的にも信仰的にも満足させる・・・そのような作品を続けて生むことができるなんて!
言葉と音楽の繋がりは、作曲家の思考であり、それは深い信仰から来るもの。霊感を受けること、感じること、常に勉強を続けることから生まれる。
その仕事はその人そのもの。それが真の芸術家。
そのような深い信仰から生まれる仕事に対しては、間違いや足りないものはない。
「わたしがいる」ことは、その人の意思表示。
水野源三さんの詩を読んで胸打たれる。選び抜かれた言葉は、その人そのもの。
限られた「言葉」「音」を選び取ることが技術だと思う。
この人は芸術家だ。
イエスを十字架にかけた群衆の中に自分がいる・・・
体を動かせない、声を出して話すこともできない人が、表す意思。わたしがいる、ということそのものが。
受難週に。
posted by makkida at 21:32| あんなこと こんなこと | 更新情報をチェックする
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